デムーロ騎手とメール騎手が同じ週に通算900勝を達成する奇跡

デムーロ騎手とルメール騎手は今やJRAのレースで欠かすことができない存在となり、2人とも素晴らしい成績を収めています。同じ週にJRAの騎手としてデビューを果たし、お互いが切磋琢磨しここまで成長し良い成績を収めることができています。

10月13日の府中牝馬Sをルメール騎手がディアドラで制し通算900勝を達成し、次の日の14日に三年坂特別をサンラモンバレーで勝ってデムーロ騎手が900勝を達成しています。もちろんこの数字は短期免許時代のJRAの勝ち鞍も含まれていますが、驚くべき速さでの多数です。

まだまだ2人とも騎手として脂が乗りきっている年齢なのでしばらくの間は今まで通りの活躍ぶりを見せてくれるでしょう。競馬ファンにとってもテレビや目の前で2人の素晴らしい騎乗技術を堪能できるというのはありがたいことですし、この2人がJRAの騎手になるまではこのような時代が来るとは想像だにできませんでした。

デムーロ騎手もルメール騎手も今年の秋冬のGIに有力馬で臨みますし、すでに来年のクラシック戦線を狙えるような馬たちにも新馬戦などで騎乗しています。以前に比べて面白味を欠いていた日本の競馬界に様々な意味で刺激を与えてくれ、とても感謝しています。

暴露王が注目するブレイブスマッシュがマニカトS、バルタバがベルドニュイ賞を勝利

10月には日本に関係のある馬が海外で活躍をしてくれました。

まずはもともと日本で走っていたブレイブスマッシュがオーストラリアのGIレースでもあるマニカトSを勝利し、これが嬉しいGI2勝目となりました。ブレイブスマッシュは日本のGIは勝利できませんでしたが、オーストラリアに移ってまさに本領を発揮しているといえます。父がトーセンファントム、母がトーセンスマッシュという血統で島川氏の夢や希望が詰め込まれた血統構成です。ブレイブスマッシュはまだ5歳なのでこれからも活躍の可能性はかなり高く、オーストラリアのGIレースをまだまだ勝利してくれそうです。

ブレイブスマッシュほど日本人にとって名前が知られているわけではありませんがバルタバがベルドニュイ賞を勝利しました。この馬はディープインパクト産駒ということで話題になったアキヒロの妹であり、この馬もディープインパクトの子供です。ベルドニュイ賞はフランスのG3競走で、サンクルー大賞典などが開催されるサンクルー競馬場で開催されているレースです。

バルタバは現在3歳で、管理しているのは名調教師のA.ファーブルですから、これからも大いに楽しめそうです。海外で日本に関係のある馬が活躍してくれるとドキドキワクワクしますよね。

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