競馬は日本だけでなく世界中で行われていて、私たちが把握していないようなニュースも様々あります。ここでは世界的に注目度の高いニュースを取り扱ってきます。

シーオブクラスが亡くなる

昨年の凱旋門賞に出走し2着に入り、その他アイルランドオークスやヨークシャーオークスを制しているシーオブクラス。今年初戦のプリンスオブウェールズSは残念ながら敗れましたが、キングジョージや凱旋門賞などの有力馬として期待されていました。そんなシーオブクラスですが、疝痛により亡くなったという報道がなされました。悪性リンパ腫が原因と言われています。彼女が残した成績はかなり素晴らしく、血統も抜群です。父は21世紀最強馬候補にもあがるシーザスターズ、母父はエルナンドという血統です。

アメリカを代表するオーナーブリーダーが亡くなる

アメリカは世界一の馬産国として知られ、数多くの生産者がいます。もちろん世界的に有名な生産者も多く、その中の1人にメアリールー・ホイットニーさんがいます。もともと馬が大好きで乗馬に明け暮れていたようですが、その後コーネリアス・ヴァンダービルト・ホイットニー氏と結婚しました。結構相手となったホイットニー氏はウェストバリー・ステーブルを所有し、たくさんの馬を所有していました。かなりの重要人物で、アメリカ競馬名誉の殿堂博物館の設立にも関わっているようです。そのような配偶者をもち、未亡人となってからも競馬に携わり、数多くの重要GIレースの制覇に関わっています。

ワールドベストレースホースランキングが発表される

競馬ファンの中にはワールドベストレースホースランキングの数値が更新されるのを心待ちにしている人も多いでしょう。確実性はないものの様々な馬を相対的に評価でき、現役馬の強さの比較が可能です。IFHAから7月7日までの最新分のワールドベストレースホースランキングの数値の更新が発表されました。

これまでは香港のビューティージェネレーションやすでに引退したウィンクス、シティオブライトが125ポンドでトップを走っていましたが、クリスタルオーシャンがそれを抜き単独1位になりました。その数値は127ポンドで、強さを見せ付けたプリンスオブウェールズSで更新した形です。クリスタルオーシャンが127ポンドを出しましたが、キングジョージでそのクリスタルオーシャンを強い競馬で破ったエネイブルが恐らく次のランキング発表時には更新していると思われます。次々と数値が更新されてこそ面白味があります。

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