10月13日に東京競馬場で開催される府中牝馬Sは、秋の牝馬重賞の中では格が高いと評判です。エリザベス女王杯の前哨戦としても活用されており、毎年GIクラスの馬が多数出走しています。

今年も有力馬がこぞって出走する予定で、上位人気が予想されるのはモズカッチャンです。この馬は前走の札幌記念では牡馬相手に3着に入り、昨年のエリザベス女王杯を制しています。そして昨年の秋華賞馬のディアドラも予定していて、この馬は今年のドバイターフで3着、クイーンSでは優勝を果たしています。この2頭が1番人気を争う形になるかもしれませんが、他の馬たちも有力視されています。

今年の東京新聞杯を勝ち、GIでは2着になった経験が4度あるリスグラシューは府中牝馬Sの舞台でも全く引けをとりません。他には今年のヴィクトリアマイルで人気薄ながら見事優勝を果たしたジュールポレールは一発があってもおかしくありませんし、注目すべき存在でしょう。

それ以外にもミスパンテールやソウルスターリング、クロコスミア、フロンテアクイーンなど有力馬は満載です。牝馬限定戦なのですんなり決まらないケースも多いのですが、実績馬が多い分非常に楽しめそうですよね。