芝の21世紀最強馬といえばフランケルというのが定説ですが、フランケルが登場する前の21世紀最強馬はシーザスターズと言われていました。シーザスターズはデビュー戦で敗れたもののそれ以降は無敗の快進撃を続け、2000ギニーやダービーSを勝ち、引退レースとなった凱旋門賞でも無敵の強さを見せています。

そんなシーザスターズの娘でもあるシーオブクラスが2連勝の状態でアイルランドオークスに臨みました。1番人気はMagic Wandに譲ったもののシーオブクラスも2番人気と高評価され、J.ドイル騎手鞍上で見事に勝利を収めました。

暴露王が注目したアイルランドオークス 競馬レースの様子

2着に入ったフォーエヴァートゥゲザーⅡはイギリスオークス優勝馬なので、実質今年のヨーロッパ牝馬として現時点での最強馬といっても過言ではありません。

シーオブクラスも父のシーザスターズと同様にデビュー戦では敗れ、これで見事に3連勝を果たし、秋にはより大きなレースで活躍してくれるでしょう。
シーザスターズは引退後非常に注目されたものの期待ほどの種牡馬成績を挙げられずにましたが、シーオブクラスがより大きな活躍をしてくれると種牡馬としての価値もさらに上がるでしょう。
まさに名馬の娘は名馬だったということでしょう。