6月3日に東京競馬場で開催された安田記念は、香港競馬所属のウエスタンエクスプレスも出走し盛り上がりを見せました。1番人気に推されたのは前走の大阪杯で見事勝利しているスワーヴリチャードで、安田記念も勝てば今年に入り3連勝となります。2番人気は昨年マイルチャンピオンシップを3歳ながら制したペルシアンナイト、そして3番人気は前走を休み明けながらモズアスコットなどに完勝したサングレーザーでした。

暴露王が注目するレースはサトノアレスがスタートで出遅れてしまい、逃げたのはウインガニオンで、レーヌミノルなどと続きます。3、4コーナーを回り最後の直線に向いたところでもまだ逃げるウインガニオンが先頭でしたが、直線半ばあたりでアエロリットが交わしにかかります。モズアスコットやスワーヴリチャードなども追いすがり、最終的にはモズアスコットがアエロリットを交わしてゴールイン。

モズアスコットは鞍上がルメール騎手で、前走安土城Sで2着になって1週間ぶりのレースでした。連闘が吉と出るか凶と出るか…という状況でしたが、そもそも自信があるからこその連闘策だったのでしょう。モズアスコットは父がフランケル、母がIndia、母父がヘネシーという血統です。