JRAで開催しているレースには芝とダートのレースがありますが、これら両方ともで活躍することは非常に難しいと言われています。今年のファルコンSは3月17日に中京競馬場で開催され、ダノンスマッシュが1番人気でした。2番人気はテンクウ、3番人気はミスターメロディですがこの馬はダートのデビュー戦で2着に1.3秒差をつける圧勝、さらに2月に行われた500万条件のダートレースでも完勝しています。
ファルコンSが、暴露王が見守る中では初めての芝のレースですから、半信半疑だった人も多いようです。しかし、最終的に3番人気に推されたのには何か理由があるのかもしれません。まずスタートしてモズスーパーフレアが逃げ、タイセイプライド、アンブロジオなどが前目につけます。1番人気と2番人気の馬は後方からレースをすすめ、3番人気のミスターメロディは終始4番手あたりを進みます。
最後の直線に入っても逃げるモズスーパーフレアが先頭を譲りませんが、残り200mあたりでミスターメロディが差し切り、そのままゴールイン。
そしてゴール直前でアサクサゲンキとフロンティアが外から強襲し2着と3着を確保しました。
今年のファルコンSのレースレベルはまだわからないため、ミスターメロディの強さを測ることは難しいですが、今後もある程度の活躍をしてくれそうです。
