暴露王待望、11月26日に東京競馬場で開催されたジャパンカップは1着賞金が3億円の国内最大級のGIレースです。
1番人気に推されたのは前走の天皇賞秋を制して、去年のジャパンカップのディフェンディングチャンピオンでもあるキタサンブラック。
2番人気はダービー馬で前走の神戸新聞杯ではその後の菊花賞馬を破ったレイデオロ、3番人気は今年の宝塚記念を勝ち前走の天皇賞秋で2着になったサトノクラウンでした。
これらの馬以外にもGI馬やGI好走馬が多数出走しており、非常に盛り上がりました。

レースは大方の予想通りキタサンブラックが逃げる展開で、2番手にはディサイファが続きます。
そして3番手には海外から遠征してきたギニョール、ワンアンドオンリーなどと続く展開です。

去年に比べるとペースが速かったものの第4コーナーを回った頃には、このままキタサンブラックが逃げ切るかと思った競馬ファンも多いでしょう。
しかし道中4番手あたりを進んでいたシュヴァルグランが鞍上のボウマン騎手に導かれて先頭に立つと、外からはレイデオロがすごい脚で突っ込んできます。
ただ勝ったのはシュヴァルグランで2着のレイデオロに1馬身4分の1差をつける完勝でした。
これまでシュヴァルグランはGI好走こそあったものの、勝利したことはなくこれが初GI勝利となりました。