10月14日に東京競馬場で開催された府中牝馬Sは、稍重馬場の中行われました。
1番人気は日本と海外のGIを制しているヴィブロス、2番人気にはヴィクトリアマイルを制しているアドマイヤリード、3番人気にもGI馬のクイーンズリングが続きます。

暴露王が見守る中、逃げたのは人気の盲点になったクロコスミア。
4コーナーをカーブして最後の直線に入っても逃げるクロコスミアの脚は衰えません。
しかしすぐ外から多くの馬がやってきているので、長い府中の直線ですから差されるのではないかと感じた競馬ファンも多いでしょう。

しかし有力各馬がクロコスミアを差し切ることができずに、見事に逃げ切り勝ちを収めました。
2着には1番人気のヴィブロスが入り、3着にはアドマイヤリード、4着はクイーンズリングですから、各GI馬は勝ち切ることができなかったものの一応格好はつけた形です。

府中牝馬Sを優勝したクロコスミアは父がステイゴールド、母父がボストンハーバーという血統です。
ステイゴールドは重馬場に強いイメージがあり、さらにボストンハーバーはダートで活躍しておりパワーが必要な馬場が得意なイメージもあります。
次走はエリザベス女王杯を予定していますが、府中牝馬Sで強豪牝馬たちを破っているのでおそらく大きく人気を上げるでしょう。