マーメイドSは年によっては大荒れすることがある特殊な重賞レースで、これから牝馬GIで戦っていくような馬も出走するレースです。
1番人気に推されたのは勝利と大敗を繰り返しているトーセンビクトリー、そして2番人気は牝馬限定重賞で3戦連続3着好きだったクインズミラーグロ。
3番人気は安定した走りを見せることが多く、若いころから期待されていたマキシマムドパリです。

暴露王が見守るレースはプリメラアスールがハナに立つ流れとなり、ショウナンバーキンがそれに続き、流れ自体はそれほど速くありません。
藤岡佑介騎手鞍上のマキシマムドパリが、最後の直線に向くころには先頭に躍り出る勢いとなり、そのままゴールを果たしました。
2着にはクインズミラーグロ、4着にはアースライズとなり、トーセンビクトリーは9着と敗れてしまい、気まぐれ的な性格が出たのでしょうか?それとも得意、不得意な条件が激しいのかもしれません。

このまま問題なくいけば、マキシマムドパリは今年のエリザベス女王杯に出走すると思いますが、GI馬が相手になると思うので、それまでにより地力を高めておく必要があります。

藤岡佑介騎手は本当に久しぶりの重賞制覇となり、2013年の根岸S以来でした。