2016年にアメリカで開催されたペガサスワールドカップは、全く新しい試みということで世界中のホースマン、そして競馬ファンの注目を浴びました。
このレースはダートで、芝にはこういった種類のレースはありません。
そんな中オーストラリアでジ・エベレストというレースが行われることが決まりました。

2017年からはじまり、オーストラリアのランドウィック競馬場で開催され、なんと賞金総額は8億円以上となっています。
1着賞金は約5億円ですから、注目せざるを得ません。

舞台は芝1200mということもあり、もしかすると日本のスプリンターも挑戦するかもしれません。

通常のレースとは異なり出走するための権利を購入する必要がありますが、その費用は1頭あたり、5000万円程度です。

確か魅力あふれるレースなのですが、開催される時期が10月14日ということで、日本国内の短距離GIと日程が近い点が難点でしょう。
例えば海外においてもこの時期には有名な短距離GIが開催されますので、きちんと有力馬が集まれば成功するでしょう。

ペガサスワールドカップが契機となって今後も様々な新しい取り組みがなされるのは、競馬ファンにとっても喜ばしいことでしょう。