メイセイオペラは1999年のフェブラリーSを制した馬ですが、この馬はJRA所属ではなくて、地方の水沢に所属している馬でした。
地方競馬に在籍していながらJRAのGIを制覇した唯一の馬で、実際にフェブラリーS以外にも数多くのレースを制覇しています。
(地方からJRAに移籍してGIを勝った馬はいますが、移籍せずにGI制覇した例はこの馬だけです)

メイセイオペラの父はグランドオペラ、母はテラミス、母父はタクラマカンです。
現役を退いた後は種牡馬となりましたが、国内外で産駒が活躍しました。

先日2017年のダートグレード競走の情報が発表されましたが、2017年からはマーキュリーカップが、マーキュリーカップ(メイセイオペラ記念)となるようです。

マーキュリーカップは毎年盛岡競馬場で開催されているJPN3のレースで、JRA所属馬が大活躍しているレースとしても知られています。
盛岡競馬場で開催される代表的なレースで、岩手競馬が生んだメイセイオペラの名前が付いたレースが生まれるというのは本当に喜ばしいことです。

今の時代、地方競馬からメイセイオペラのような馬が出てくるというのは簡単ではありませんが、第2のメイセイオペラに早く誕生してもらいたいです。