10月29日に京都競馬場で行われたスワンSは歴史あるG2レースです。
マイルCSへのステップレースとして短距離戦線で戦っている強豪馬たちが今年もこぞって出走しました。

1番人気はGIで2着3着が多い実力馬のフィエロ、2番人気は安田記念4着以来の実戦となるサトノアラジン。
その他、ダンスディレクター、アルビアーノ、サンライズメジャーといった強者も出走しています。

ハナを切ったエイシンスパルタンが最後の方まで粘る展開でしたが、優勝したのはサトノアラジンでした。
休み明けのレースでしたが、ブランクを感じさせない見事な差し切り勝ちを果たし、京王杯スプリングCに続いて重賞2勝目を果たしました。

このスワンSの優勝馬はサトノアラジン、2着馬はサトノルパンということで、里見治オーナーのワンツーフィニッシュという結末でしたね。
先週の菊花賞を制した里見オーナーの勢いが感じられるレースでした。

1番人気に推されたフィエロはスタートで出遅れる形となり、結果的には9着。
そして昨年の覇者で実力馬でもある牝馬アルビアーノは6着、かなりの実力を秘めているダンスディレクターは4着に終わってしまいました。

次走マイルCSに出走する馬も多いでしょうから、しっかりとスワンSを復習することが大切です。