グッバイヘイローは、名前でわかるかもしれませんが、父がヘイローです。
そして母はPound Foolish、その父はSir Ivorという血統構成です。

グッバイヘイローは競走馬時代にも素晴らしい成績を残していますし、繁殖牝馬としても偉大な活躍をしています。
現役時代にはGI7勝を挙げており、アメリカを代表する牝馬でした。
牝馬ながらケンタッキーダービーを勝利した名馬Winning Colorsにも勝利経験がありますが、サンタアニタオークスでは逆に負けてしまい、ライバル馬でした。

4歳で競走生活を引退したグッバイヘイローですが、アメリカで繁殖生活をするのではなく、購買者がいる日本で繁殖生活を送ることになりました。
4頭目の産駒でもあるキングヘイローがクラシック戦線をにぎわせる活躍を見せたものの勝つことができませんでしたが、古馬になり高松宮記念を勝利しています。
全部でグッバイヘイローは10頭もの産駒を残しているわけですが、キングヘイロー以外の活躍馬は現れませんでした。

グッバイヘイローのようにアメリカでGIを7勝もしたような繁殖牝馬を輸入できたのは本当に幸せなことでした。
アメリカでも日本でもずっと語り継がれる馬でしょう。