競馬の歴史を振り返ると、定期的に「3強」時代が訪れていることに気付くはずです。
例えば今年の牡馬クラシック路線は、当初はマカヒキ、サトノダイヤモンド、リオンディーズの3強と目されていました。

他には1998年の牡馬クラシック路線は、スペシャルウィーク、セイウンスカイ、キングヘイローの3強対決が話題になり、結果的にはセイウンスカイが2冠、スペシャルウィークがダービを優勝しました。

しかしもっともっと昔、「TTG時代」というものがあり、今から40年程度昔のことで、生で見ていた方はもしかすると少ないかもしれません。
TTGはそれぞれの馬のイニシャルをとっており、トウショウボーイ、テンポイント、グリーングラスですね。
これら3頭が繰り広げたデッドヒートは今でも語り継がれています。
実は新馬戦の段階でトウショウボーイとグリーングラスが戦っていたことも、あとで話題になりましたね。

特にトウショウボーイとテンポイントは知名度が高く知っているという方も多いでしょう。
圧巻は1977年の有馬記念でしょう。
スタート直後からTTがデッドヒートを繰り広げ最後はテンポイントが勝利。
グリーングラスは3着でしたが4着には6馬身差もつけているので立派です。